「Anker Soundcore Sleep A10」の最大の特徴は、耳に装着したままでもストレスを感じにくい小ささです。専用アプリ「Soundcore」と連携して、音楽モードと睡眠モードを切り替えて使うことができます。通常サイズより大幅に小さい事が分かります。

　睡眠モードでは、連携するアプリ側で睡眠データを摂ることができ、眠りにつく際には、アプリからイヤホンにアップロードしたお好みのサウンド（風の音や風鈴、雨音など）を聴きながら、または最近多くみられるASMR動画の音声を、音楽モードのイヤホンとして聴きながらということも可能です。また、眠りを感知すると自動で電源オフとなりますので、余計な充電の消費を抑えられます。

　音楽モードではスマホなどとペアリングをして、普通にBluetoothイヤホンとして好きな音楽を聴くことができます。ただし、睡眠に特化しているということでイヤホンで出来る操作は限定的です。イヤホン自体に物理的ボタンはなく、全て２タップで操作します。①モード切り替え、②音量ダウン、③音量アップ、④次へ、⑤戻る、⑥再生／一時停止の６つの操作を、アプリ上で左右のイヤホンにそれぞれひとつずつ割り当てて使用することになります。例えば、左は⑥再生／一時停止、右に④次へという操作を割り当てると、左右それぞれ２タップ操作でそれしかできなくなります。設定した操作以外はペアリングしたスマホなどで行うことになるでしょう。

　肝心の寝心地ですが、横を向いても圧迫感がなく、大きさも４種類のイヤーチップで調整可能で、眠りの邪魔になるような違和感もなく、ASMR動画の音声を聴きながら眠ることができています。

Ankerから睡眠用の完全ワイヤレス「Soundcore Sleep A10」。音楽も再生可能 （Anker公式）

（出典 mightygadget.co.uk）

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